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太陽光発電のメリットデメリット 電気代・環境・解決策2022

太陽光発電はデメリットが大きいって聞くけど本当?

昔は売電価格も高くて高い価格で電気を買って貰えたけど、今は売電価格も下がってしまったので今から太陽光発電を設置するのはデメリットが大きいのかしら?

太陽光発電は設備投資にかかるお金が高いって聞くけど、本当にその分取り返せて得をするのかしら?

太陽光発電の設置を考えた時、そんな不安ってありませんか?

業者に相談しても、「いいこと」しか言わないし、きっと悪いことは隠して教えてくれません。

このサイトは、2021年以降に太陽光発電を設置を検討されている方が知らなければ損をする、知ってるだけで得をする最新の太陽光発電の情報をシェアするサイトです。

太陽光発電関連の情報は毎年変わるので、最新の正しい情報で確認する事が大切になります。

是非、太陽光発電の導入前にポイントを抑えて、賢く太陽光発電を活用する参考にしてください。

 

step
1
最新の正しい情報を知る

まずは太陽光発電に関する国から発表される決定事項や今導入している人の傾向など、最新の情報を知ることが大切です。

step
2
メリットとデメリットの解決策を知る

太陽光発電の導入にはメリット・デメリットそれぞれあります。

大切なことは、デメリットの部分がどれだけ解決できるのか?が導入の大きなポイントになります。

step
3
業者を比較する

業者を比較する理由としては、価格競争をさせて設置費用を少しでも安くする目的もありますが、実は一番大事なのがアフターサービスの充実度です。

設置費用をいくら安く抑えられても、その後であれこれお金がかかったんじゃ意味がありません。

失敗しない業者選びのポイントもしっかりご説明しております。

今から太陽光発電を導入しても損をしない、業者に騙されない方法は?

 

ごあいさつ

はじめまして、当サイト「太陽光発電メリットデメリットnavi」

ガイド役の金成英雄(かなりひでお)と申します。

私は不動産投資家で、自宅の一軒家と所有するマンションに太陽光発電の導入を検討しました。

太陽光発電メリットデメリット

石橋を何度も叩いて渡る性格なので、今までの投資でも成功をしてきたと思います。今回の太陽光発電の設置においても書籍やインターネット、先に導入をしていた知人の話しなどを何度も聞いてリサーチしました
ここでは、その私の経験に基づく太陽光発電で失敗しない方法について説明しています。

太陽光発電のガイド

心の奥底では、太陽光発電はもう儲からない・・・と思っていませんか?

確かに売電価格の下落や国からの助成金停止という状況を聞くと、儲からないと思ってしまうかもしれません。

実際に営業マンの言う事を鵜呑みにして、損をしている方もいます。
(このように情報を調べて、本当に損をしないのか?儲かるのか?を冷静に見極めようとしているあなたはすでに次元が違うのですが・・・)

しかし、損しかしない投資はありえません。かならず儲かる抜け道があります。

投資なのでかならずリスクが付きまといます。
そのリスクを最小限にし、損をしない方法について紹介していきます。

太陽光発電のデメリットは環境面と金銭面の2つに分けられる

太陽光発電の売電ばかりに注目されていて、「儲かるもの」というイメージが独り歩きしているように感じます。

もちろんメリットもありますが、当然、太陽光発電にはデメリットもあります

悪徳業者ほど、太陽光発電のデメリットをきちんと説明しない傾向にあります。

そこで、悪徳業者に騙されない為にもまずは太陽光発電のデメリットについて紹介していきます。

デメリットと合わせて、私自身が注意している対策も紹介するので導入するかの判断材料に使ってください。

太陽光発電のデメリットは大きく分けて、環境面が影響するデメリットと、金銭的なデメリットがあります。

太陽光発電のデメリットと解決策 環境に影響を受けるもの

太陽光発電設置にあたり、設置をしてどれだけのメリットがあるのかは環境によって大きく変わります。

同じソーラーパネルを設置しても、デメリットが大きい環境の場合、思ったような発電効果が得られなかったりもします。

また、太陽光発電は天災などの環境から受ける影響も大きく、太陽光発電と環境は隣り合わせの関係にあります。

しかし、デメリットに対する解決策を知っていれば、デメリットを小さくすることも可能になります。

ここではまず、太陽光発電の環境的デメリットと解決策について詳しく解説します。

太陽光発電のデメリット環境とは

  1. 夜は発電が出来ない
  2. 天候により発電量が不安定
  3. 積雪や鳥の糞などで発電量が減る
  4. 台風や塩害などの自然災害の影響を受ける
  5. 反射光で近隣に迷惑をかける事がある
  6. 景観が乱れる
  7. 太陽光発電の重みが家屋に加わる
  8. 電磁波の影響に注意が必要
  9. 屋根の大きさで設置できるパネルが決まる

デメリットと解決策1:夜は発電が出来ない

太陽光発電は、日が沈んだ後は発電出来ません
非常時のバックアップ電源として利用する場合も、日中のみの使用になります。

夜も太陽光で作った電気を使いたいと思ったら、蓄電池を導入する必要があります。

解決策

夜発電ができないデメリットを解決し、夜でも発電できるようにする事は現時点では無理ですが、夜発電ができなくても蓄電池を導入する事で昼間に発電した電気を蓄電し、夜使用する電気を確保する事は可能になっています。

デメリットと解決策2:天候により発電量が不安定

雨の日や曇りの日は、全く発電しないことはありませんが、晴れの日と比較すると、次のように発電量は落ちてしまいます

  • 雨の日・・・・晴天の1/5~1/20の発電量
  • 曇りの日・・・晴天の1/3~1/10の発電量

また、季節による変動も大きいため、毎月決まった金額の収入が得られるわけではありません。

解決策

太陽光発電は、時間や天候、季節によって日射量が変わるため、まずはNEDOのデータベースを利用して自分の地域の日射量を確認し、発電量をシミュレーションすることが大切です。

通常、業者が出してくれるシミュレーションが実際の発電量を大きく下回ることはほぼありませんが、日射量データを無視して、365日晴天であることを前提に試算するような悪徳業者もいますので気をつけましょう

デメリットと解決策3:積雪や鳥の糞などで発電量が減る

積雪や鳥の糞など、パネルを覆うものがあると発電量は落ちてしまいます

特に鳥の糞や落ち葉によって一部分のみ長時間遮光してしまうと、その部分が発熱して破損することもあります。

また、南面に新しく高い建物が建ったり、木が成長してパネルに影が掛かってしまうと、当初予定していた発電量を確保できなくなります。

解決策

発電を阻害する影は出来るだけ取り除きましょう
しかし屋根の上に上るのは大変危険です。自分で対応することが難しい場合は業者に依頼した方が良いですね。

また、周囲に空き地や古い家屋がある場合、将来高い建物が建つ可能性があります。
土地の用途を事前に調べておきましょう。

デメリットと解決策4:台風や塩害などの自然災害の影響を受ける

太陽光発電システムは屋外に設置するため、どうしても自然災害の影響を受けてしまいます

太陽光パネルは、15mの高さで風速60m/秒の強風に耐えられるように設計されています。
非常に強い台風でも風速54m/秒なので、施工に問題がない限り風で飛んでいてしまう事はありません。
しかし、物が飛んできてぶつかった場合は、故障することもあります。
台風の他にも、塩害、竜巻、雹など、最近の異常気象を考えると、心配は尽きません。

解決策

全ての自然災害に適用されるわけではありませんが、「自然災害補償」でカバーできる災害もあります。
対象となる災害が頻発する地域にお住まいなら、加入を検討しましょう。

デメリットと解決策5:反射光で近隣に迷惑をかける事がある

ソーラーパネルに当った反射光が近隣住民に迷惑を掛けてしまう事があります。
実際に反射光が原因で裁判になった事例もありますので、設置する時は細心の注意を払う必要があります。

解決策

設置をする際に、角度や向きに注意をするようにしましょう。
また、相手側の窓にフィルムなどを取り付けるなど、誠意を見せることも大切です。

デメリットと解決策6:景観が乱れる

太陽光パネルは黒っぽい色をしていますので、屋根の色とマッチしない場合、景観が乱れてしまいます。
全く気にしない方もおられますが、注文住宅などで屋根の色にもこだわった方には、気になる点ではないでしょうか。

解決策

新築住宅に設置する場合は、屋根一体型で目立たないタイプのパネルが販売されているので、検討してみてはいかがでしょうか。

デメリットと解決策7:太陽光発電の重みが家屋に加わる

太陽光パネルは全部で300kg~400kgくらいの重量になります。

新築住宅なら問題はありませんが、古い住宅の場合、屋根の構造がこの重さに耐えられないケースがあります。
その場合、屋根の葺き替えや補強工事をしなければならず、初期費用がさらに高額になってしまいます。

解決策

業者の訪問時に荷重に耐えられるか計算してもらい、耐えられない場合の補強工事がどのくらい掛かるのか、その分も含めて元を取るまでに何年掛かるのかをしっかり確認する必要があります。

デメリットと解決策8:電磁波の影響に注意が必要

電磁波が体に害を及ぼすという証拠はありませんが、「電磁波過敏症」と呼ばれる体調不良を起こす人もいます。

太陽光発電システムからの電磁波は、
・ソーラーパネル … 83ミリガウス(20cm離れた位置で計測)
・パワーコンディショナー … 75ミリガウス(30cm離れた場所で計測)

一方、家の中にある家電は、
・電子レンジ … 80ミリガウス(50cm離れた位置で計測)
・ホットカーペット … 300ミリガウス(0cmの距離で計測)

いつも使っている家電の方がより大量の電磁波を発しています。
ですから、太陽光発電の電磁波だけを気にするのもどうかと思います。

解決策

それでも気になる方は、パワコンを置く場所を考えたり、モニターなどは有線にしましょう。

デメリットと解決策9:屋根の大きさで設置できるパネルが決まる

屋根面積が狭かったり、屋根の形状が複雑な場合、設置できるパネルの数が少なくなるため、発電量も少なくなってしまいます。

解決策

パネルの枚数が少なくても、パワコンや工事費などは普通に掛かりますので、採算が取れないと判断したら導入は見送るべきです。

 

太陽光発電のデメリットと解決策 金銭的リスク

太陽光発電の金銭的デメリット

  1. メンテナンス費用がかかる【保証期間外の場合】
  2. 設置費用が高額
  3. ずさんな工事によって雨漏りリスクがある
  4. 業者が倒産して保証が受けられなくなる
  5. 売電価格が下がる
  6. 出力抑制による売電量の減少
  7. 売電中止になるリスクがある
  8. シミュレーションが甘いと赤字となる
  9. パワーコンディショナーなどの交換費用をプールする必要がある
  10. 撤去費用が掛かる

デメリットと解決策10:メンテナンス費用がかかる【保証期間外の場合】

太陽光発電はメンテナンスがほとんど必要ないと言われていますが、それはパネル部分の事です。

パネルの寿命が約30年に対して、最も壊れやすいパワコンは10年前後で寿命を迎えると言われています。
ほとんどのメーカーが保証期間を10年としているため、その期間が過ぎたら修理費などのメンテナンス費用が掛かってきます。

解決策

周辺機器ごとに寿命を調べてメンテナンス費用を含んだシミュレーションをしておき、修理費を積み立てておきましょう

デメリットと解決策11:設置費用として100万円以上はかかる

太陽光パネルの本体価格は随分と下がりましたが、周辺機器や設置工事費を含めた総額で考えると、100万円以上掛かることが多く、まだまだ高額です。

解決策

工事費などはパネルの枚数にかかわらず掛かってきますので、費用対効果を追求するのなら、規模を大きくしたり、一つ一つの機器の価格を安くしてもらう交渉が必要です。

補助金が出る自治体もありますので、事前に調べておきましょう。
また、見積もりは1社だけでなく、複数の業者から相見積もり比較することが大切です。

デメリットと解決策12:ずさんな工事によって雨漏りリスクがある

太陽光発電は屋根に穴を空けて設置するため、経験の少ない業者だと防水シートに傷を付けてしまい、最悪の場合、雨漏りが起こってしまう事があります

また、ずさんな工事を行う事によって価格を下げる悪徳業者も増えています。
雨漏りは徐々に家屋に浸食するため、気が付いた時には被害が大きくなっていることもあります。

解決策

経験豊富で信頼できる業者に依頼しましょう。
また、施工保険に加入しているかどうかの確認も必要です。

デメリットと解決策13:業者が倒産して保証が受けられなくなる

太陽光発電は設置して終わりではありません。
販売店とは10年20年とお付き合いをしていく大切なパートナーです。
販売店が倒産してしまうと、工事に瑕疵があった場合に保証が受けられませんし、メンテナンスもしてもらえなくなります。

もっと深刻なのは、太陽光発電のメーカーが倒産してしまう事です。
保証期間内に故障しても無償で修理してもらえませんし、部品も入手できなくなります。

解決策

業者を選ぶ時は、経営状況や経歴をきちんとチェックしましょう。
また、安いことも大切ですが、信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう

デメリットと解決策14:売電価格が下がる

売電価格は下がっていく一方で、今後上昇することは無いでしょう。
10年間固定買取制度もいつ無くなるか分かりません。

解決策

儲かるか儲からないかシミュレーションしてみて、儲からないのなら、導入しなくても良いでしょう
儲かるのなら、今より売電価格下がる前、早めの導入がおススメです。

ココ大事!

以前は売電目的で太陽光発電を設置する人が多くいましたが、自家消費の場合は補助金が受け取れる事もあり、最近は自家消費で使用しながら災害時の備えの為に設置する人が多くなっています。

デメリットと解決策15:出力抑制による売電量の減少

出力抑制とは、電気の供給が需要を大きく上回った際に、電力会社側が太陽光発電の電気を買い取らなくてもよくなる制度です。

抑制された期間は余剰電力を売電に回すことが出来ません。

解決策

全ての太陽光発電が一斉に制御されるわけではなく、大規模な発電所から制御されます。
一般家庭の場合は心配する必要はありません
それでも心配なら、蓄電池と併用すると良いでしょう。

デメリットと解決策16:売電中止になるリスクがある

2014年9月末から、九州電力・関西電力・北海道電力・東北電力・四国電力の5社が、「再生可能エネルギー」の新規買取を中止すると発表しました。
(今ではごく限られた条件を除いて買取しています。)
そのこともあって、電力会社の都合で売電が中止になるのでは?というリスクが付きまとうようになりました。

解決策

買取中止の対象となったのはいずれも10kW以上の設備で、一般家庭はほとんど当てはまりません
心配する必要は無いでしょう。

デメリットと解決策17:シミュレーションが甘いと赤字となる

甘めのシミュレーション結果を出して、無理やり販売しようとする悪徳業者がいます。
当然シミュレーション通りに発電せず、赤字になることもあります。

解決策

業者の見積もりは甘いシミュレーションであると認識をしておきましょう
複数の業者に見積もりを取り、出されるデータを比べてみましょう。

デメリットと解決策18:パワーコンディショナーなどの交換費用をプールする必要がある

太陽光発電のデメリットは設置費用だけでなく、維持費もあげられます。

特に大きな出費としては、パワーコンディショナーなどの電気機器の交換費用があります。

解決策

パワーコンディショナーなどの電気機器は寿命がありますので、事前に交換の為の費用をプールしておきましょう。

また、保証期間内であれば無料で交換も可能になっていますので、保証期間の確認の上、保証書の保管をしっかりしましょう。

デメリットと解決策19:災害時の備え保険に入る費用がかかる

災害により太陽光パネルが破損するケースも考えられます。

昨今は地震や台風などの災害が増え、保険への加入率も上がっています。

解決策

太陽光発電の設置の際に、保険の加入もセットになっている事が多いですが、日本の場合地震大国でもありますし保険への加入は必要経費と考える方が良いかもしれません。

デメリットと解決策20:撤去費用が掛かる

太陽光パネルの撤去をする場合も撤去費用がかかります。

撤去費用に関しては、業者によってまちまちですが、平均で12~15万円くらいの業者が多いようです。

特に大きな出費としては、パワーコンディショナーなどの電気機器の交換費用があります。

解決策

震災など思わぬタイミングで撤去費用が発生する可能性もありますので、撤去費用もプールしておくことをおすすめします。

 

太陽光発電のメリット2021年

太陽光発電のメリットもこの10年を経て、大きく変わりました。

以前はデメリットと言われていた設置費用が高い点や設置場所を選ぶなどのリスクは改善され、

今太陽光発電を設置するメリットが大きくもなってきています。

2021年時点における、太陽光発電メリットを整理してみましょう。

太陽光発電のメリット

  1. 電気代がかからない
  2. 余った電気は売電できる
  3. 災害時の非常用電源として備えられる
  4. 設置費用が安くなり初期投資回収までの時間が短くなった
  5. 駐車場でも設置可能なソーラーパネルが増えて来た
  6. ソーラーパネルやパワーコンディショナーの性能が上がり、効率がアップしている
  7. パネルやパワコンの耐久性が上がり長寿命で故障リスクが減った
  8. 蓄電池と併用する事でのメリットがどんどん増えている
  9. 多様なパネルが販売され、北向きの屋根以外なら設置場所の汎用性が上がった
  10. 家族の節電意識が高くなる

メリット1:電気代が大きく抑えられる

日中は太陽光で発電した電力を使用するのでその分の電気代が安くなります

どのくらいの節約になるのかは、在宅率やエアコンの使用率などで大きく変わってくるので、「一概に○○円安くなる!」と断言はできませんが、一世帯当たりの総電気使用量や日中の発電電力から、平均をシミュレーションすると以下となります。

いくら節約になる?

一般的な家庭の平均の年間電気代・・・約163,900円(約13,700円/月)

日中の発生する年間電気代・・・・・・約49,300円(約4,100円/月)

毎月の電気代が13,000円くらいなら、約4,000円の節約となります。

太陽光発電と蓄電池の組み合わせにより、電気代をほぼゼロにすることも可能になって来ています。

昔と比べて太陽光パネルの性能もあがり、発電効率がアップしました。

また、設置場所による影響も受けにくくなったことも発電効率アップにつながっています。

電気は自家発電だけで電気代ゼロの時代になって来ています。

メリット2:余った電気は売電できる

10kW未満の家庭用太陽光発電システムの場合、自宅で使って余った分を電力会社に売ることが出来ます

電力会社から買う時の価格よりも高い単価で売ることが出来るので、日中に電気の使用量が少ない家庭ほど売電収入は多くなります。

5kWのシステムで発電量の70%を売電した場合、売電量は3,802kWh。
売電単価が21円だとすると、年間の売電収入は79,842円になります。

月平均にすると約6,700円です。

電気代の節約と合わせれば、毎月の電気代はほぼ無料という事になります

昔と比べてパネルの性能が上がり安定的に発電できるため、安定した売電収入を得る事が可能になって来ています。

メリット3:非常用電源として災害時に使用できる

災害時でも昼間であれば電気が使えます

蓄電池がない場合でも、非常時にはパワーコンディショナーを自立運転モードに切り替えれば、最大1500Wまで電気を使用出来ます。

いざという時に、照明やテレビ・ラジオの視聴、携帯電話の充電等に利用できるので安心です。

更に、蓄電池と組み合わせることで、災害時の備えとして電気を確保できている安心感のメリットは大きいです。

メリット4:設置費用が安くなり初期投資回収までの時間が短くなった

1枚あたりのソーラーパネルの価格が下がった事もあり、太陽光発電の設置費用がこの数年で大きく下がりました。

太陽光発電の一番のデメリットは設置費用が高く、初期費用の回収までに長い年月がかかる事でした。

売電価格が下がったのに今太陽光発電を設置する人が多いのは、この設置費用が安くなったことで、

太陽光発電のデメリットよりもメリットの方が大きいと感じる人が増えてからになります。

メリット5:駐車場でも設置可能なソーラーパネルが増えて来た

屋根に設置するイメージの強い太陽光発電パネルですが、昨今は駐車場に設置する為に作られた太陽光発電パネルも多く販売されています。

それにより、屋根の向きや形で発電効率が確保できなかった方や、屋根だけでなく駐車場の屋根も使って最大限発電させようという方も増えて来ています。

駐車場の屋根は他に活用が難しいですし、何もしないのであれば太陽光発電パネルを設置して発電してしまった方がメリットが大きいわけです。

メリット6:パネルやパワコンの性能が上がり、発電効率がアップしている

パネル1枚あたりの発電効率アップに加え、パネルの形も多様なものが発売されるようになりました。

太陽光発電は、一部でも陰になってしまう場所があると発電効率がガクっと落ちてしまいますが、

そうした圧電効率の低下を抑えるパネル開発も進んでいます。

また、パネルの発電性能が上がったことで、昔設置した古いパネルを新しく設置する人も増えています。

メリット7:パネルやパワコンの耐久性が上がり長寿命で故障リスクが減った

パネルやパワコンの耐久性も進化をしています。

パネルは軽くて丈夫な設計に進化を遂げ、パワコンの稼働も安定性が増しています。

耐久性が上がったとは言え、パワコンには寿命はあるので、交換の為の費用をプールしておくことをおすすめします。

メリット8:蓄電池と併用する事でのメリットがどんどん増えている

太陽光発電と蓄電池は非常に相性が良く、蓄電池と併用することで次のような使用方法が考えられます。

  • 日中発電した電気を蓄電して夜使用する
  • 深夜の安い電気を蓄電して使用し、日中発電した電気は極力売電する
  • 災害時の備えとして、電気を蓄えておく

売電価格が下がっても自己防衛として活用できます。

太陽光発電設置の目的も、以前の売電目的から自家発電+災害時の備えへと傾向が変わって来ています。

メリット8:家族の節電意識が高くなる

モニターに電気の発電量、使用量が表示され「見える化」することで、家族の節電意識が高まります

電気使用量が下がれば、さらに節約効果が高まります。

 

色々なメリットがありますが、太陽光発電を導入するにあたっての一番のメリットは「売電で毎月収入が得られる事」「光熱費の削減が出来る事」が大きいのですね。

2021年の太陽光発電設置はメリットとデメリットどっちが大きいの?

結論、2021年度の太陽光発電はメリットの方が大きいとされています。

2021年がというわけではなく、実は太陽光発電は昔よりも今の方がメリットが大きくなってきているのが事実です。

その理由が設置費用が格段に安くなってきているからです!

ココに注意

ただし、全員が儲かる分けではありません!
得をする方、損をする方がいらっしゃるので、その点についても紹介していきます。

まずは、どうしてまだ得なのかを説明します。

以下が近年の売電価格の推移です。

残念ながらこの表のように売電価格は年々下落しており、導入当社の48円が最高額で年々下がって行く事が決められています。
これだけを見ると損をするとしか感じられなくなります。

10kW未満(住宅用)
出力制御対応機器設置義務なし 出力制御対応機器設置義務あり
平成21年(2009年) 48円/kWh
平成22年(2010年) 48円/kWh
平成23年(2011年) 42円/kWh
平成24年(2012年) 42円/kWh
平成25年(2013年) 38円/kWh
平成26年(2014年) 37円/kWh
平成27年(2015年) 33円/kWh 35円/kWh
平成28年(2016年) 31円/kWh 33円/kWh
平成29年(2017年) 28円/kWh 30円/kWh
平成30年(2018年) 26円/kWh 28円/kWh
令和元年(2019年) 24円/kWh 26円/kWh
令和2年(2020年) 21円/kWh

このような状況でもなぜ、まだ得になるのでしょうか?
その理由は3つあります。

太陽光発電の設備が安くなっている

太陽光発電が普及し始めたころは、設備一式で1kWあたり64万円もしていました。
ですが、今では1kWあたり41万円ほどまで製品価格が安くなっています。
(新設の場合は35万円ほどまで下がっています。)

10年間で240万円の売電をしたとします。(1年間で24万円の売電)
3kWの太陽光発電を150万円ほどで導入出来たとすると、90万円も得をする事になります。
(150万円は一般的な価格で、業者によっては増減します。)

今では、技術革新や大量生産によって製造コストが下がっています。
また、太陽光発電に参入する業者も増えており、コスト競争が激しく低価格で設置ができるようになっているのです。

一見すると売電価格は下がっているので太陽光発電の導入は損のようですが、実は、製品費用も安くなっているのでしっかりと見積もりをとれば、まだまだ確実に利益は出せます

太陽光発電の変換効率が改善されている

太陽光を電気に変換する効率は年々改善されており、1990年代は10%程度であった変換効率が
2017年では20%を超える太陽光発電が登場するまでに改善されています。

売電価格は下がっていても、発電効率は上がっているのです。

モジュール変換効率とセル変換効率に注意!

モジュール変換効率とは、パネルを単位とした変換効率です。一方で、セル変換効率とは太陽光パネルを構成する一つのセルを単位とした効率です。

セルの変換効率が良くても、パネル全体では効率が上がらないという事があるので注意が必要です。

特に、私たちのような一般家庭に太陽光発電を導入する場合は、モジュール変換効率が重要ですので、セル変換効率が高いという表示には注意をしてください

地域の助成金制度が整っている

国の助成金制度はなくなってしまいましたが、地域の助成金制度はまだ残っています。

 

地域 助成金額(1kWあたり)
長野県 2.5万円
愛知県 2.5万円
鹿児島県 3万円
香川県 5万円
鹿児島県 1.5万円
沖縄県 5万円(一律)


※助成金は市町村によって変動します

このように、助成金を利用する事でさらにお得にソーラーの導入ができるので、これもまだ得になる条件といえます。


このように、売電価格が下がってもソーラーの製品価格や地域の助成金制度があるため、まだ太陽光発電を導入してもメリットがあるという事が分かります。

ただ、全員が得をするわけではありません

損をしないためには、絶対に抑えなければいけない注意点があります。
次はそのポイントについて説明します。

2015年12月に政府の太陽光発電事業者への減税措置打ち切りの報道がありました。
これは法人税に対する内容なので、家庭用として太陽光発電の導入を検討している方には大きな問題はありません。
法人として太陽光発電事業を今後営もうと考えている方は、シミュレーションをする際に税金を含めてメリットがあるのかを注意深く検討する必要があります。

太陽光発電で失敗しないの為のチェックポイント

太陽光発電で損をしない、ちゃんと儲かる仕組みを構築するためには以下のチェックポイントを必ずチェックしてください。

ポイント

  1. 屋根の形状
  2. 太陽光発電に適した生活のライフスタイル
  3. 日射時間と発電量
  4. 太陽光発電の設備費用

1. 太陽光発電の設置に適した屋根の形状か?

太陽光発電を設置するには、屋根の面積や太陽光発電設備の重量に耐えられる形状でなければなりません。
また、日の光を十分に受ける事ができる向きに設置が出来るかも、損をしないための重要なポイントになります。

ここは素人では判断がつかないので、実際に業者に見積もりをとってもらうときに判断します。

屋根の形状によって向き不向きがある事を理解しておき、業者と打ち合わせをするときに問題がないのか聞きましょう。

2. 昼間に電気代を使用しない生活スタイルか?

太陽光発電なので、日中にしか発電ができません。
日中に冷房や暖房で電気を消費してしまうと売電ができず、結果として損をしてしまいます。

3. 十分な発電量を確保する事ができるのか?

太陽光発電は、太陽のエネルギーをソーラーパネルで電気エネルギーに変換して売電を行います。
気象庁が発表している数年間の日射量の統計を確認するか、忙しくて調べる時間が取れない方は業者の営業マンに統計データを出すように依頼をしましょう。

4. 太陽光発電設備の導入価格はいくらになるのか?

1kWあたり40から50万円ほどが今の一般的な設置費用です。(工事費など全て含んだ価格)
家庭用の場合は3から4kWの発電量が得られる太陽光発電を導入するのが一般的なので120万円から200万円ほどかかるものと見ておくといいでしょう。

業者に依頼した発電量のシミュレーションと、設備費用を見比べて何年で回収ができるのか?を必ずチェックしましょう。

ココに注意

このときに注意していただきたいのは、業者の営業マンが提示する見積もりは甘いです。
得をするように見せてくるケースが多いと言えます。騙されないように、見積もり提示価格の9割ほどが実際の売電価格だと思って、設備費用と比較検討を行いましょう。

 

2021年太陽光発電のメリット・デメリットと解決策|まとめ

結論、2021年の太陽光発電の設置はまだまだ利益を出せます。

ただし、太陽光発電で損をしない為には、正しい知識とコツが必要なんです。

私が不動産投資で経験して得た、「太陽光発電で損をしないコツ」を出来るだけわかりやすくお伝えさせて頂きました。

最後に大切なポイントをまとめます。

ポイント

  • ポイントを抑えずに、営業マンのいう事を鵜呑みにすると損をする
  • 損をしない為には、10年間の発電量による価格と設備の価格を比較する
  • 営業マンが提示する見込み収益は0.9をかけてリスクヘッジをする
  • 見積もりは1サイトだけでは業者が本気で値引きやサービスを提供してこない
  • そのため、2サイト以上の一括見積もりを利用するのが絶対に損をしたくない方におすすめの方法

最後に・・・太陽光発電は不動産と同じで不労所得です。
あなたが何もしなくても、毎月数万円のお金が入ってきます。

注意しなければいけないのは、全員が成功するわけではない事です。
実際に私も、所有する物件のいくつかは見積もり比較を行った結果、導入を断念しました。

勢いで太陽光発電の導入を決めるのでなく、しっかりと比較検討を行い、勝てると証拠がそろった段階で施工の決断をする事が、失敗しない方法です。

何もしなくても勝手にお金が入ってくる不労所得はやぱり快感ですよ!<

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